2023-04-10

絶対に知っておいてほしい総合型入試について

中学生にとって高校入試はとても重要なことだと思います。そして高校生になったあと、あなたやあなたのお子さんはどんな進路を考えていますか。看護師などの専門職に就くのであれば、専門学校や大学に進学が必要です。今回は大学の入試の総合型入試を知ってほしいです。是非、最後までお読みください。

大学入試の3つ

大学入試は大きくわけると3つに分かれます。
1,一般入試
2、推薦入試
3、総合入試
の3つなります。簡単に説明します。

1、一般入試

一般入試は学力で合否が決まる入試です。国公立大学の場合には、共通テストを受けて、二次試験を受けます。私立大学の場合には、それぞれの大学で入試がおこないます。テストの結果で合否が決まります。この入試の受験生はテスト勉強が大切になります。

2、推薦入試

推薦入試は、通っている高校から、特定の大学に推薦される制度です。テストはありませんが、面接があります。また、高校内で同じ大学に行きたい場合には競争があります。推薦枠が1名のところに、複数名が応募する場合すれば、その中で成績の良い生徒が選ばれます。

3、総合型入試

人物評価をメインにしています。入試の事前に作成する小論文や、面接、そして基礎的な学力テストで合否が決まります。早い大学であれば、10月に入試が行われて11月に合否が決まる大学もあります。総合入試は一般入試と違い、高校での頑張りや、将来の目標をしっかりと持っているかが大切になります。

総合型入試のメリット

総合型入試には多くのメリットがあります。大学入試を考えるのであれば、まず総合入試のことを知ってほしいです。

1、総合入試も一般入試も受けられます。

 例えば、A大学に行きたいとします。そして、それに向けてテスト対策をします。もしその大学が総合型入試をしているのであれば、10月にチャレンジし、もし不合格だったら一般入試に変えることができます。チャンスが2回になります。

2、総合入試は倍率が低いところが多いです。

 倍率が低いので、合格しやすいです。倍率が低い理由の1つは、高校でのサポートが少ないからです。一般入試よりも早い入試時期なので、高校でのサポートはほとんどありません。その上、小論文や面接などサポートが必要なものが多いです。これまで塾の介の高校生コースの生徒が、総合型入試で大学に合格していますが、高校からのサポートはほとんどありませんでした。その分しっかりと、行動することで入りやすいです。

3、早く合格が決まる。

 先ほども書きましたが、早く合格が決まります。その分、学習塾や予備校に通う必要がなくなります。学習塾や予備校の費用が少なくなります。

総合入試のためにやるべきこと

1、将来のやりたいこと決めましょう。

 総合入試では、志望動機が聞かれたり、事前の書類に書かされたりします。まずは将来の目標を決め、その上で、その将来のためにどんな学部に行きたいのか決め、具体的な大学名をしぼりましょう。

2、部活動や生徒会、学校祭、ボランティア、を頑張りましょう。

 総合入試は学力ではない力を確認します。この学力ではない能力を証明するのはとても難しいです。そこで、部活動で部長、生徒会、学校祭実行委員長をやっていればポイントが追加されます。ボランティアも大切です。ぜひ、積極的に参加してください。

3、資格も大切

 オススメは英検です。英検は上の級になるほど高いポイントがもらえます。また、一般入試に切り替えた場合にも、英語の入試で優遇が受けられる大学が多いです。ぜひ、英検を受験しておきましょう。

4、一般入試のことも考えましょう。

 総合入試はとても合格しやすい入試ですが、それでも不合格になる場合もあります。一般入試のことをまったく考えないで総合入試をするのは辞めて下さい。一般入試のことを考えて、受験勉強もしっかりとしてください。

5、家族と相談して下さい。

 北海道立高校の費用は入学金を入れても、合計3年間の合計で36万2050円です。それに比べて、大学の費用はとても高いです。例えば、北海学園の経済学部であれば4年間で308万1400円必要です。安い国公立大学でも244万2200円です。もし、北海道外の大学を受験する場合には、それにプラスして生活費がかかります。もちろん、お父さん、お母さんは家から通える国公立大学に行ってほしいと考えているはずです。その願いは一度置いておいて、北海道外に通うことは可能なのか。私立の大学に進学することは可能なのかしっかりと話し合いましょう。

中学生に向けて。

中学生で部活動を辞めると、そのまま高校でも部活動に入らない生徒もいます。また委員会や生徒会を中学校で頑張り過ぎて、高校ではやりたくないと考える生徒もいます。部活動や生徒会などは、むしろ高校で頑張ることが大切です。むしろ、高校入試は学力テストがメインです。高校でもしっかりと頑張ってほしいです。

中学生の成績と高校生の成績はどちらが大切ですか。

 もちろん、この答えは難しいです。人によっても違うからです。もし、あなたが高卒で働くのであれば、そこまで成績は関係ないかもしれません。「素直さ」、「誠実・責任感」や「コミュニケーション力」の方が大切です。しかし、あなたがもし、総合型入試で大学に行きたいのであれば、成績は大切です。
そして、高卒と大卒では大きな違いになります。また、どのような大学に行き、誰と会い、何を得たのかはとても大切です。私自身は北海道教育大に進学し、学習塾でのアルバイトの経験が今の塾の介につながっていると思います。

「It always seems impossible until it’s done.」 Nelson Mandela
「何事も成功するまでは不可能に思えるものである。」ネルソン・マンデラ

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