2023-05-10

公立高校と私立高校の違い

公立高校と私立高校の違い

 こんにちは。学習塾 塾の介の渡邊です。今日は高等学校等就学支援制度について書きたいと思います。進学先を決定する上で学費は大きな要素の1つです。高等学校等就学支援制度によって、これまで公立高校が人気でした。私立高校に通うのは公立高校を落ちた生徒か、豊かなご家庭の生徒が多かったです。しかし、近年では第一志望が私立高校の生徒も多くなってきました。この傾向はさらに広がっていくと思います。そこで今回は高等学校等就学支援制度について書きたいと思います。

1、所得制限について

 年収910万円未満の方は、年額11万8800円、年収590万未満の方は年額39万6000円が支給されます。日本の全世帯の世帯年収は平均552万3000円と言われています。(中央値は437万円です。)そのため多くの世帯が対象になります。全国で8割ぐらいの生徒が利用しているとされています。
支給されるのは授業料のみです。諸経費、入学金、教科書代金、修学旅行代金は支給されません。保護者の方に支払われるのではなく、学校に直接支払われます。
ここではわかりやすく年収でお話をしていますが、実際は少し複雑です。リーフレット等でご確認下さい。
「課税標準額(課税所得額)×6% - 市町村民税の調整控除の額」
「年収目安910万未満」 → 304,200円未満 「年収目安590万未満」 → 154,500円未満

2、公立高校の場合

 北海道の公立高校の授業料は月額9,900円で年額11万8800円です。つまり、年収が590万未満でも、年収910万未満でも授業料が0円になります。また、590万未満であれば、39万6000円の支給ですが、授業料が0円になるため差額をもらうことはできません。公立高校に進学する場合は、世帯年収が910万未満であれば0円になります。なお入学金は5650円となっています。

3、私立高校の場合

 私立高校の場合は授業が学校によって異なります。ある高校を例にします。この高校の授業料は月33,000円(年額39万6000円)です。ですので、年収が590万未満の場合には、年額39万6000円が支給されるので、授業料は0円になります。なお諸経費は月6800円がかかりますが、これは公立高校も同じような諸経費はかかります。年収910万未満の場合は、年額11万8800円が支給されるので、授業料は月9900円引きになり、23,100円になります。諸経費を合わせると、31,900円になります。入学金は230,000円で諸経費などを合わせて254,000円となっています。

4、世帯収入が590万円以下の世帯

 公立高校にいっても、私立高校にいっても授業料は0円です。ただし、注意が必要なのは、入学金などの授業料以外のお金です。公立高校の入学金は5650円、私立高校の場合には20万円ぐらいです。また修学旅行の費用も私立高校の方が豪華だとされています。私立高校は公立高校よりも特色を出して生徒を募集してきました。第一志望の高校が私立高校の生徒も多くなってきています。

5、私立高校と公立高校の違い

 私立高校の先生は基本的に何年もその学校で指導をしています。そのため、当然ですが自分の生徒に愛着がありますし、学校に対する思いも強いと思います。対して公立高校の先生は転勤があり、東陵高校の先生が札幌南高校に行きます、さまざまな高校に行きます。また私立高校は進学実績も気にします。公立と違い私立高校は生徒を集めなければなりません。当然、進学実績を上げるように普段から努力しています。私立の進学校のホームページでは、進学実績が目立つ位置に配置されています。

6、私立高校と宗教

 私立高校の一部では、宗教と結びついています。仏教系の高校では仏教の授業、キリスト教系の高校では聖書の授業があります。私自身の意見ですが、これからのグローバル社会において、自分と相手の宗教を理解しておくことは大変意味深いと思います。ただ、これまでの面談の仏教や聖書の勉強をしたくないという生徒もいます。

7、公立の進学校

 公立の進学校は特別な教育プログラムがあるわけではありません。札幌南高校も、他の高校も同じように授業が進んでいきます。先生も基本的に転勤があります。札幌南高校の先生も他の高校に転勤しますし、他の高校から札幌南高の先生になります。基本的に他の高校と違いそこまで大きいわけでありません。ただ、進学校に行くと宿題やテストが多くあります。そして最大の違いは友人、先輩の違いです。先輩が北大や東大に行けば、自分も北大や東大に行けると思います。私立高校の人気が高まる中でも、でも札幌の東西南北高校の人気が一気に下がることは基本的にないと考えられます。

8、勉強が苦手でも大学へ行きたいなら…

 勉強が苦手で、札幌東豊高校や札幌白陵高校に入るような生徒であれば、私立の単願や専願も検討に入れてみるのをオススメしています。(単願、専願は公立高校を受験しない代わりに、特定のランク以上であれば入試が免除になり合格が決まる制度です。面接や小論文があります。)
公立高校でしっかりとした進路指導をされたという生徒にお会いしたことはありません。逆に私立で親身に指導されたというお話は何回も聞いています。兄がある私立高校に行ったので、弟も行かせたいという保護者や、自分自身がある私立高校に行って、親身に指導されたのでお子さんも同じ私立高校に行かせたいというお話を聞いています。
私立高校は塾講師を招待し、自分たちの教育方針や、進学実績を発表しています。ある私立高校の先生は、私の塾から進学した生徒の名前を覚え、その生徒の近況まで報告してくれます。

8、まとめ

 公立高校は年収910万未満で無償化、私立高校は年収590万未満の場合には無償化になります。両親が共働きで正社員でなければ、なかなか年収590万以上になることはないと思います。年収590万未満であれば、積極的に私立も志望校に加えるようにオープンキャンパスなどに参加するべきだと思います。そして、公立高校、私立高校の中から志望校を考えていきましょう。
 

引用
北海道教育委員会 高等学校等就学支援金制度について
https://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/kki/shugakushienkin.html
厚生労働省││令和元年「国民生活基礎調査」2 各種世帯の所得等の状況
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa19/dl/03.pdf
北海道立高等学校の授業料等の額について
https://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/kki/jyugyouryou.html

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