塾の介に合わない生徒、合わない保護者
こんにちは。学習塾 塾の介の渡邊です。
私は札幌市東区東雁来で勉強が苦手な生徒のための学習塾 塾の介を運営しています。週4回の通い放題個別指導とちょっと変わった学習塾です。
塾の介には様々な生徒が来ます。そして残念ながら塾の介に合わずに辞めてしまう生徒もいます。そこで今回は塾の介に合わないご家庭や生徒についてお話をしたいと思います。学習塾選びの参考にして頂ければ幸いです。
1、家から塾まで遠いご家庭です。
塾の介は札幌市東区にあります。これまで北区、白石区、中央区の遠くから通う生徒もいました。また江別市から通いたいという要望もありました。ただ塾の介は宿題がなく、その分週4回の通い放題個別指導です。他の塾であれば週1回や週2階ですが、塾の介はその倍です。送り迎えする保護者の方が生徒さんよりも大変かもしれません。特に冬は道路が渋滞すると送り向けにかかる時間は長くなります。遠くから通いたいというご保護者の方と生徒さんには十分にご検討頂きたいです。遠いご家庭の方には再三注意し、それをご了承頂き入塾してもらうようにしています。
2、すぐに結果を求めるご家庭です。
塾の介は勉強が苦手な生徒を中心に指導をしています。多くの生徒が基礎的な学力を不足しています。例えば、九九ができない生徒。学校で何を学習しているのかわからない生徒。テスト範囲がわからない生徒。提出物の期日がわからない生徒。計算ミスをたびたびしてしまう生徒、そのような生徒はどうしても成績が上がるまでに時間がかかります。彼らの多くは、学校での授業を聞いておらず、学習内容も理解していません。学校の授業数だけ復習が必要になります。学年が上がれば学習内容自体も難しくなっていきます。生徒のモチベーションが低い場合には、成績を維持することも難しいケースもあります。ただ、学習を維持できていれば成績アップのチャンスもあります。また成績が下がることを経験し、危機感を覚え成績アップを続けた生徒もいます。一方で入塾して一回目の期末テストで5教科の合計100点以上アップできる生徒もたくさんいます。
3、一般的な学習塾の時間だけしか勉強しない生徒です。
塾の介は学校の宿題も指導します。また塾から宿題がないので、練習問題も塾の中で学習します。そのため1回の学習時間が短いと、学校の宿題だけになってしまう場合があります。もちろん、成績を維持または成績アップを目指す上で、学校の宿題や提出物は必ず提出していかなければなりません。ただ宿題だけになってしまう場合であれば、一定の成績以上を取ることが難しくなります。とくに学年が上がっていくと学習内容が難しくなっていきます。維持しているつもりでも、徐々に成績が下がってしまいます。
始めから週4回でなくても大丈夫です。入塾時に週2回からでも、その後週4回になっていく生徒がほとんどです。勉強時間が増えるようにしっかりとサポートしていきます。
4、お子さんとの取引の条件として「退塾」の話をするご家庭です。
塾の介のコンセプトは「勉強が苦手な生徒も楽しく学習できる学習塾」です。そのため、多くの塾生は楽しく通ってくれます。中学生は思春期で保護者の言うことに反抗する時もあります。その中で、保護者の方が、娘さんや息子さんに「言うことを聞かないなら、塾を辞めさせるよ。」とお子さんに言う事を聞かせるために取引の条件にすることがあります。塾の介に限らず塾は、継続的に学習していくことで成果を上げます。
5、「サボる」生徒
塾の介は週4回の学習塾で、通い放題個別指導をしています。そのため、来る時間も帰る時間も決まっていません。通常の学習塾であれば、授業時間が決まっているので、その時間にお子さんが来ていなければ、塾からお電話をし「お子さんがまだ来られていないのですが…」とお電話をいたします。ただ塾の介は学習時間が決まっていないため、このようなお電話をしていません。お休みする場合も保護者の方からご連絡を頂かない形になっております。このルールの場合、もし生徒自身がサボりたいと思った場合には、サボったことが中々わからないというデメリットがあります。
もちろん、心配であれば、ルールをご家庭ごとに設定し、午後7時までに来なければLineでご連絡するとか、塾が終わった段階で塾に来ていなければご家庭へご連絡するなどのルールを決めます。ただ多くのご家庭は、お子さんが一度サボってからルールを設定することが多いのが現状です。
6、小学生や中学生が未発達の部分があることをご理解頂けないご家庭
小学生や中学生は体も大きくなり大人と変わらない部分もたくさんあります。一方でまだまだ未発達の部分もたくさんあります。成績を上げたい。勉強したいと塾に来ても、少しラクをしたくなることもあります。人間関係で悩んで勉強に集中できないこともあります。塾講師の仕事の一つはその未発達の心のケアだと思っています。ただ一部のご家庭からは「強制的にやらせたてほしい。」というご要望をうけます。塾の介では強制的に勉強をさせるようなことはしていません。必要であれば、別室に生徒さんを呼び、「何か学校であったのか?」「悩んでいることがあるの?」と時間がかかっても丁寧にケアをさせて頂いております。このようなケアをすると時間がかかります。ただ長い目で見ると大切な時間だと考えています。
7、努力や意欲が見たいというご家庭です。
普通の学習塾は宿題があります。そのような学習塾に通っていると、生徒は宿題をご家庭で行うので、お子さんの努力や意欲をみることができます。塾の介では塾の介は、宿題がない学習塾です。生徒のために練習問題も塾で行います。そのため、ご家庭で勉強する姿を見ることはありません。
学校の宿題も塾で行います。保護者の方の中には、塾のない日は家でも勉強してほしいという気持ちがあるようで、たびたびお子さんとケンカになってしまうことがあるそうです。
塾の介は通い放題個別指導なので、可能であれば塾にいる時間を増やし勉強をしてほしいです。テスト前などは塾生無料のテスト対策で金土日に学習塾を行っています。是非、そちらに参加してほしいです。
今回は、塾の介に合わないご家庭や生徒についてお話をお話させて頂きました。もちろんですが、どんな生徒にも合わせるように塾の介では努力を続けています。講師もレベルアップをしています。個別指導なので丁寧にご要望を確認しながらすすめています。今回のお話が塾選びの参考にして頂ければうれしいです。