数学が苦手な人のための「計算ミスを減らすコツ」
数学が苦手な人の多くは「計算ミス」に悩んでいます。
期末テストで50点以下の生徒は基本的な問題が出来ていないと言えます。
ただ、多くの生徒は「計算問題はできる。文章問題はできない。」と言い、難しい問題である文章問題を行っています。
今日は計算ミスを減らし、得点アップのコツを詳しく解説します。
1. ミスをしない。
テストが終わっていると、先生から「終わった人はミスがないか確認しろよ」と言われた経験が何回もあると思います。
そして、この時にミスを発見するのはめっちゃくちゃ珍しいです。
なぜなら、一度、そう思い込んでしまうと、その思い込みから抜け出せないからです。
関連するのでご紹介すると タイポグリセミア(typoglycemia)という現象があります。文章中の単語の文字順が入れ替わっても、その文章を問題なく読めてしまう現象です。
具体例としては「みなさん、こんちには」は「みなさん、こんにちは」と読めてしまう。
そこで大切になっているのが、ミスをしないことです。
そしてミスが多いのは、始めに出題される簡単な問題です。
だから簡単な計算問題こそ時間をかけて、ゆっくりと解く習慣を作りましょう。
実際のテストで私がやっていたのは、テストで「解答を始めなさい」という合図があるとまず、深呼吸をすることです。模試などで試してみてください。
2、途中式を必ず書く。暗算をしない。筆算をする。
途中式を必ず書くようにしましょう。
勉強が苦手な生徒ほど暗算をします。
桁が多い場合には筆算をしましょう。
生徒は「面倒だし、合っているからいいじゃん!」という生徒もいますが、そういう生徒ほど本番のテストでミスをします。
日々の努力の積み重ねが大切です。
「途中式をしっかりと書くと時間がなくなる。」という意見もあります。
ただ、数学が得意な生徒はしっかりと途中式を書き、筆算をして、それでも苦手な生徒たちよりも早く問題を解きます。
3、ノートを大きく使う。
数学が苦手な生徒ほど、ノートの1行、1行に丁寧にびっしり書いていきます。そして、文字も読みにくいです。
1行空けて書くようにしましょう。
ミスがあれば、赤ペンでミスを書き込みこともできますし、どこでミスをしたか探す時もラクです。また文字も丁寧に書きましょう。
「0」をしっかりと書かないと「6」に見えてしまいます。
また「4」が「9」に。「7」が「1」に見える生徒もいます。
自分のクセを見つけ、他人が読めなくても、最低でも自分は自分の字を読めるように工夫しましょう。
4、テスト前は計算問題をしっかりと練習する。
期末テスト、受験勉強でもしっかりと計算問題を解きましょう。
生徒はできない問題をできるようにしようとします。
その考えは正しいのですが、
そもそも計算問題は「できる」問題なのでしょうか。
計算問題でも難しい問題はたくさんあります。テスト前こそしっかりと計算問題をしましょう。
北海道公立高校入試であれば1に簡単な計算問題が出題さます。過去問でしっかりと解けるように練習しましょう。
まとめ
計算ミスを減らすためには、まず自分のミスの傾向を知り、それぞれの対策を実践することが大切です。
計算ミスを減らすためのポイント
1.ミスをしない。
2.途中式を必ず書く。暗算をしない。筆算をする。
3.ノートを大きく使う。
4.テスト前は計算問題をしっかりと練習する。
正しい計算方法を身につけて、ミスを減らし、数学の点数を上げていきましょう!