2025-04-30

数学が苦手な人のための「計算ミスを減らすコツ」

数学が苦手な人の多くは「計算ミス」に悩んでいます。

期末テストで50点以下の生徒は基本的な問題が出来ていないと言えます。

ただ、多くの生徒は「計算問題はできる。文章問題はできない。」と言い、難しい問題である文章問題を行っています。

今日は計算ミスを減らし、得点アップのコツを詳しく解説します。

1. ミスをしない。

 テストが終わっていると、先生から「終わった人はミスがないか確認しろよ」と言われた経験が何回もあると思います。

そして、この時にミスを発見するのはめっちゃくちゃ珍しいです。

なぜなら、一度、そう思い込んでしまうと、その思い込みから抜け出せないからです。

 関連するのでご紹介すると タイポグリセミア(typoglycemia)という現象があります。文章中の単語の文字順が入れ替わっても、その文章を問題なく読めてしまう現象です。
 具体例としては「みなさん、こんちには」は「みなさん、こんにちは」と読めてしまう。

そこで大切になっているのが、ミスをしないことです。

そしてミスが多いのは、始めに出題される簡単な問題です。
だから簡単な計算問題こそ時間をかけて、ゆっくりと解く習慣を作りましょう。

実際のテストで私がやっていたのは、テストで「解答を始めなさい」という合図があるとまず、深呼吸をすることです。模試などで試してみてください。

2、途中式を必ず書く。暗算をしない。筆算をする。

 

途中式を必ず書くようにしましょう。

勉強が苦手な生徒ほど暗算をします。

桁が多い場合には筆算をしましょう。

生徒は「面倒だし、合っているからいいじゃん!」という生徒もいますが、そういう生徒ほど本番のテストでミスをします。

日々の努力の積み重ねが大切です。
「途中式をしっかりと書くと時間がなくなる。」という意見もあります。

ただ、数学が得意な生徒はしっかりと途中式を書き、筆算をして、それでも苦手な生徒たちよりも早く問題を解きます。

3、ノートを大きく使う。

 数学が苦手な生徒ほど、ノートの1行、1行に丁寧にびっしり書いていきます。そして、文字も読みにくいです。

1行空けて書くようにしましょう。

ミスがあれば、赤ペンでミスを書き込みこともできますし、どこでミスをしたか探す時もラクです。また文字も丁寧に書きましょう。

「0」をしっかりと書かないと「6」に見えてしまいます。

また「4」が「9」に。「7」が「1」に見える生徒もいます。

自分のクセを見つけ、他人が読めなくても、最低でも自分は自分の字を読めるように工夫しましょう。

4、テスト前は計算問題をしっかりと練習する。

 期末テスト、受験勉強でもしっかりと計算問題を解きましょう。

生徒はできない問題をできるようにしようとします。

その考えは正しいのですが、

そもそも計算問題は「できる」問題なのでしょうか。

計算問題でも難しい問題はたくさんあります。テスト前こそしっかりと計算問題をしましょう。

北海道公立高校入試であれば1に簡単な計算問題が出題さます。過去問でしっかりと解けるように練習しましょう。

まとめ

計算ミスを減らすためには、まず自分のミスの傾向を知り、それぞれの対策を実践することが大切です。
計算ミスを減らすためのポイント

1.ミスをしない。

2.途中式を必ず書く。暗算をしない。筆算をする。

3.ノートを大きく使う。

4.テスト前は計算問題をしっかりと練習する。

正しい計算方法を身につけて、ミスを減らし、数学の点数を上げていきましょう!

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